2014年11月3日月曜日

絶唱

「絶唱」という鳥取出身の作家大江賢次の小説があり、鳥取県伯耆町桝水高原には石碑があり、恋愛スポットになっているそうです。

3度映画化されています。テレビ版は5度もあります。映画版では山口百恵、三浦友和主演のものが一番新しく、といっても、1975年の作品。古いのは小林旭、浅丘ルリ子主演で、自分が入院中のテレビで見たのが、これでした。

全部見ていなくて、その後の作品も小説も読んでいないので、詳しい話は分かりませんが、クライマックスを見ればおよそつかめます。




自分が相部屋の病室で、隣のベッドの人が見ていたのを見たのは、そのクライマックス。

亡くなった恋人に花嫁衣装を着せた上で、三三九度の杯を交わし、その花嫁を抱いた小林旭が森の中に入っていくシーンです。1990年のテレビ版では『絶唱 花嫁の亡骸を抱いて、許されぬ恋の名作』のタイトルで放送されたそうです。


で、自分はテレビ版タイトルの解釈と同じ感覚で見ていました。ところが隣のおじさんはこう言ったのです。「妖気漂いますな」

一瞬唖然としました。ここは観客が泣く場面ですよ。石碑にもなっているくらいの名場面です。

このように同じ事実を見ても、解釈はひと様々。
でも隣におじさんの解釈が間違っていたわけではありません。解釈が違うだけです。
解釈が違えば感じ方も違い、行動にも違いができてきます。

人はこうして違った価値観で暮らしています。
自分の人生を変えようとしたら、価値観を変える以外に方法はありません。

詐欺にひっかかる人は、何度も引っかかるといいます。頭が悪いのではなく思考回路が違うのです。ネットワークビジネスで儲けようとして、結局は損をしている人にも独自の思考回路があります。
ここでいう思考回路とは、価値観のことです。

言うのは簡単ですが、とても大変なことです。
人生観が変わるほどひどい災害にあうとか、大病するとか、大失恋するとか、大転換を引き起こすだけのショックがないと簡単には変わりません。

それを唯一といっていいくらいの転換を起こすのが<Be~在り方>を強制的に見直す機会です。

そこで私どもでは、クリスマス企画として、<ライフスキル講座Beプログラム>を展開します。<ライフスキル講座Beプログラム>は一年に及ぶ講座なので、きっかけとなる募集期間をクリスマスに限定させていただきます。通常の<ライフスキル講座Beプログラム>より、【クリスマス限定のライフスキル講座Beプログラム】の方が中味が濃いのです。


さらに2016年には【世界で一番美しい、人生まるわかり講座2016】の開催が決定しました。