2012年8月25日土曜日

物々交換で夢を交換する



「台北カフェストーリー」という映画が面白いです。「夢と夢を交換してもいいんや」これいいでしょう。ところで「ネガティブとポジティブを交換したい人いますか?」

ネガティブ思考が強くて困ってる人がいます。ポジティブな自分に変えたいそうです。
いいことですが、だからといってネガティブが全部悪いわけでも、必要がないわけではありません。

バランスの問題なのでネガティブを減らせばポジティブが増えます。思考の習慣を変えたらできます。思考の習慣を変えるにはどうしてネガティブ思考が多くなったのか原因を知っておくといいでしょう。

そもそもネガティブ思考が強い人は、 まだ大局観を持てない子ども時代に、自分のアプローチに対する大人の反応を見て、 ネガティブであることにメリットを感じたから習慣化してしまったのです。つまりラケットに味をしめて多用するようになったのです。ポジティブ思考の人はポジティブにメリットを感じたのです。

ネガティブ思考だと、感謝することは少なくなります。してくれて当たり前とかいうようになるからです。ニュートラルから考えるのではなく、自分がプラスマイナスから考えてしまいます。ですから当たり前でない場合は感謝ではなく負い目になります。今度は自分が借りていると考えてしまいます。

どっちにしてもニュートラルがないのです。このような人は日頃から何かにつけて他者と比較してしまう習慣があるので、競争的な生き方をしています。競争的な生き方から感謝は起こりません。

ポジティブな人は ニュートラルでもっと自由です。束縛していません。束縛している、していないは自分の行為です。でも束縛から身を解き放つ方法が分かりません。束縛しているとは自分では思っていないからです。勝手な思い違いです。

ここにも思考の習慣があります。思考の習慣だって自分の選択なのです。 物々交換に競争的な思考を持ち込んだら交換は出来なくなります。「王子と乞食」という物語がありましたね。