2017年5月8日月曜日

割れ窓理論



現在のニューヨークは治安が良いと言われていますよね。改革に取り組んだジュリアーニ市長の「割れ窓理論」が有名ですね。些細なことから崩壊していくのは、個人でも、会社でも、地方自治でも同じです。

割れ窓理論による犯罪防止―コミュニティの安全をどう確保するか

普段、自分の感情を抑圧している反動なのか。
今日もまた、線路に降りて歩いている乗客がいて、地下鉄が運転見合わせ中。
この種のトラブルが常習化していて、「またか」みたいになってるけど、慣れていくのが怖い。

信号無視する歩行者を全部一律に悪とは言いませんが、信号無視にもモラルとルールがあります。
本人の自律の問題ですが、それさえ罪悪感なしに無視したら無法になります。
誰が教えるのかというとまずは親でありながら、子どもは学校で教わったことを守ろうとしますが、親が範を示さない。

誰が親を指導するかというと、方向性を示し続けるのが力を持った者の役目です。
私感ですが、信号無視が急増(特に大阪)したのは、日本で行われたサッカーW杯からだと思います。

外国人がたくさん来日して、他国との違いを言葉足らずに報道したメディアの言葉が口コミで広がったのです。いまではアジア系観光客と思える人も無視しています。
自分が知っている世界では、信号優先の上で人、自転車、車など通行者がなければ信号無視です。ルールを無視して信号無視をしたら通行妨害です。

こうして日本の良いところが崩れていきます。
メディアは権力の番人といいますが、すべての権力者も一国民からのはじめています。

表現の自由と相次ぐ無慈悲な幼児殺害は関係ないとは言えないでしょう。憲法の問題だってそうです。ジュリアーニ市長は「マンハッタンのムッソリーニ」と呼ばれもしましたが怖いNYを安心して暮らせるNYにしたのも事実でしょう。

ニューヨークでは雪が降り止んでから決まった時間内に雪掻きが終わっていないとニューヨーク市から罰金が来るそうです。

自由とは責任と義務の産物です。

外国人観光客の増加、さらにオリンピックで得ることと失うことを考えると失うことが多いのではないかと危惧します。「おもてなし」もいいけど「自律」を引き出す文化を育むともっといいのではと思います。

まずは、トイレ掃除から始めましょう。

仕事で輝く 人生が変わる 「そうじ力」で自分磨き!!






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