2015年5月17日日曜日
おもてなしは優先順位
「おもてなし」は魅力的だが、音と匂いに鈍感な国と言われても仕方があるまい。
大阪では「都構想」を巡って、5月17日、大阪市民の賛成は否かの投票が行われる。それに限らないがそのうるさいことといえば尋常ではない。
そもそも未だに大音量で告知して回るというスタイルを変えるチャンスだったと思うのだが、そこまで知恵が回らなかったのか残念だ。
政治は会社と同じでやることがいっぱいだ。だから優先順位がすべてだと思う。「都構想」討論会を何度聞いてもよく分からないのは、大阪を良くしたい感情論とお金の話ばかりで、賛成・反対を問わず優先順位を話さないからだ。
結局、日頃から市民の言葉に耳を傾けていないから、そうなる。住民サービスに対する心配りが不足しているのだと思う。音と匂いに鈍感なということは思いやりの欠如でしかない。
おもてなしの出発点だ。優先順位はそこにあるはずなのに。
それでも人によって、区役所では、気配り、心配りが進んでいるのも事実で、その格差が人によって大きすぎる。そういう事実を、どのように評価しているのか気になる点だ。
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