大阪の下町「阿倍野区昭和町」にBOSTONというハンバーグレストランがあります。人気店です。界隈には町家を活かしたレストランが並び楽しませくれます。
BOSTONはなんばにも出店されていますが、やはり本店でいただくのが雰囲気も楽しめるのでGOODです。東映のギャング映画に出てきそうな店構えです。
創業は1952年で、当時では珍しい音楽喫茶だったそうです。洋食屋を経て2007年ハンバーグレストランとしてリスタート、昭和町本店では、創業当時の雰囲気を味わえるような音楽とインテリアの中、オープンキッチンで目の前で焼かれるこだわりハンバーグを楽しむことができます。
でもよくよく考えてみると、人と食べているときは相手の方のことや会話に意識がいき、ひとりで食べているときは考え事をしています。
つまり食事そのものを楽しむ機会が非常に少ない人なんですね。実にもったいないことですね。結局、何を食べていても同じなので早くて安いが一番なのです。なるほど
BOSTON昭和町本店では、創業当時らしい音楽が響いていました。
ところで1952年と言うと、随分古いですね。エルヴィスと時々、複数のロッカーたち。というブログで、歴史を振り返っていますが、ここで取り上げているのはプレスリーのデビューから永眠までの期間なので、該当しません。だからBOSTON昭和町本店で流れていた創業当時らしい音楽というのも錯覚で、実際には60年代の音楽だったような気がします。
なにしろ店内は満席だったので、音楽も上乗せでした。店構えが東映のギャング映画に出てきそうと言いましたが、「花と嵐とギャング」という映画あります。主演は高倉健さんで、この作品でスターだったけどいま一歩だった健さんが変わったと言います。監督は石井輝男で東映での初仕事。カルトの巨匠です。1965年から始まった「網走番外地」シリーズのコンビです。健さんは石井監督の石碑を網走に建てたそうですが、是非ともいつか見に行きたいと思っています。
「花と嵐とギャング」という映画は比較的最近ロフトにある名画館で見ました。古い映画なのになぜか白人の方も鑑賞されていました。どこでどういう情報を仕入れて来られたのか気になったものです。画像は「花と嵐とギャング」での鶴田浩二さんの写真と歌「抱擁」(映画とは無関係)です。
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