2015年11月3日火曜日

ツンデレは愛しのダーリンを幸福にしない



なんらかの事情があって、自分の本当の感情、気持ちを出せずにいた人が、あっさり自分の本当の気持ちを出せる人に出会うと、嫉妬していましって、腹が立つのではないでしょうか?

たとえばとっても大好きな「愛しのダーリン」に対して「告白なんて、そんなこと私には絶対無理、無理だと言ってた」ツンデレA子さんの前に、現れた直球B子さんが、あっさり告白をやってのけたとしたら、自分はなんだったのか、イラつき許せない気分になりますよね。

その怒りがライバルの直球B子さんに向かえば、まだしも、大好きな「愛しのダーリン」に向いてしまうちなんだかわからなくなります。自分ができなかったことをあっさりやり遂げた直球B子さんに向けることもできず、「痛み」のやり場を失うのです。

「この痛みをわかってほしい」心から行うツンツン、意地悪は、「愛しのダーリン」を傷つけ、逆に「愛しのダーリン」を直球B子さんに押しやってしまいます。

おそらく後から現れた直球B子さんより、ツンデレA子さんの方が、「愛しのダーリン」を大切にしていたでしょう。しかし「愛しのダーリン」にそのようには届きません。悲しいですね。


このような痛みとは別に、いっぱいいっぱいになって、抱え込んだ苦しさからガス抜きのようにやってしまう「意地悪」もあります。この苦しさも痛みです。相手が理解できる人ならともかく、ほとんどの人は怒ります。

「痛みをわかってほしい」という心理から、はじまるツンツン、意地悪は、第三者(客観的)から見ると可愛いものですが、誠意に対して怒りが返ってくるのだから、当事者にすれば「頭で理解していても」怒りになります。

さらに、その女性のそばには仕事絡みといえども異性がいます。何もないといってもその人たちと仲良くする男心をわかっていない光景は、「愛しのダーリン」が好きであればあるほど、理不尽な怒りに変わります。
世界の事実として恋の生い立ちには職場恋愛もあるし、得意先、顧客とのそれもあるわけですから、なんでもありの状態です。大丈夫だから気にしないでという方が無理なのです。


つまりツンデレA子さんが行っている理不尽の何倍にもなっていることも忘れないようにしなければなりません。「愛しのダーリン」のストレスは計り知れないのです。

意地悪して相手にもつらい気持ちを感じてもらうことで自分の気持ちをわかってもらおうというやり方は、とても切ないものですが、そこまで大切な関係を結果的にズタズタにしてしまう危険があります。


素直になれば、ハッピーな状態が、手に入る状態にあります。無駄にしないで愛をキラキラさせましょう。

素直になるのは簡単。自分が自分の責任で恋をすればいいのです。
「私は彼が大好き、彼を愛してる」といえば、「愛しのダーリン」に「あなたが好き」と言えるようになります。





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